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沖縄で喰う◆ “古き良き琉球時間”はツライ あぐー豚は旨い@「ちゃんや~」(本部町)

食べログの、沖縄本島北部ランキング第4位という人気店。

滞在中のホテルオリオンモトブから当日予約の電話を入れると、「今夜も明日の夜も満席なのでキャンセル待ち」とのこと。
いかほど人気の店なのか。逆に期待も高まる。
携帯電話の番号を伝えて数時間後。店から電話があり、「明日の20時30分から席が取れた」とのこと。
そんなに遅い時間まで腹の虫が大人しくしてるか不安はあるが、沖縄本島北部No.1の店だもの、喜んでその場でOK。

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同時に、どのコースにするか聞かれる。
 ・ 「やんばる島豚あぐー」の陶板焼きセット
 ・ 「やんばる島豚あぐー」のしゃぶしゃぶ
 ・ 「やんばる島豚あぐー」の蒸篭(せいろ)蒸し
 ・ 魚の蒸篭蒸し
 ・ 魚のバター焼き
などのコースもあるらしい。
やんばる島豚あぐーの蒸篭蒸しのコースをオーダー。

琉球在来豚の希少種「アグー」を交配した食用ブランド豚には他にも、生産者によって「沖縄あぐー」「琉球あぐー」「美ら海あぐー」「琉球元豚あぐー」「紅あぐー」「パイナップルポークアグープレミアム」など多数あるらしい
アグー(カタカナ表記)は在来種、あぐー(ひらがな表記)は認定交配種。


翌夕。
ホテルからそんなに遠くないだろうと、てくてく歩いて店へ。
店の周りは生活道路で道幅も狭く、車で来店するのは避けて、とのクチコミを見たせいもあったのだが。
これが失敗。

昼間の「備瀬のフクギ並木」はどんなガイドブックにも乗ってる景勝地。
水牛が引く牛車に揺られ、おっちゃんの三線を聴きながら“うちなータイム”を堪能するような場所。
しかし夜は違う。
集落の中とはいえ街灯もほとんど無く、月明かりが頼りのほぼ真っ暗闇の中を延々と歩く。歩く。歩く。
タクシーを使わなかったことを同行者に罵倒されながら歩く。歩く。歩く。
夜目が利かなければブラックアウトしてフクギの生垣に突っ込みかねないデンジャラスストリート。
20分ばかりも歩いたころ、ようやくボゥと灯りのこぼれる「比嘉商店」という売店にたどり着く。その先の角を左に曲がって20m。右手の木陰にどこからどう見ても古民家な一軒家。「ちゃんや~」到着。
この段階では店への期待感より、もう暗闇を歩かなくていい安堵感のほうが強い。(;ω;)
どこからどう見ても怪しい森の中のお菓子でできた家に躊躇なく入り込んだヘンゼルとグレーテルの気持ちが今はしみじみ良くわかる。

庭に置かれた、戦闘機の増槽を改造したボートのようなものには、韓流ドラマのロケ地だったという案内看板が。ただの古民家ではなく、いささかミーハーな古民家のようだ。
お勝手口にしか見えない入口から顔をつっこんで、店員さんに来訪を告げる。
なぜか建物外周をぐるっと回り込むように先導され、建物と生け垣の隙間の狭い狭い通路を通り、ガラスの代わりに透明ビニールを張った木枠の引き戸モドキを開けて通されたそこは、琉球古民家の仕様には無い増築されたスペース。
縁側の外側の縁台を拡張するように板床を張り出し、屋根をかけ、三方をぐるりと網戸ならぬ透明ビニール戸で張り巡らした、サンルーム?温室?ビニールハウス?のような場所に座卓が三つ。
掘り炬燵ではなく板張りに、アダンだか月桃だかで編んだような煎餅座布団。

座敷との間の戸は取り外され一体空間にはなっているものの、そこは縁台の外の悲しさ、座敷から一段低い板敷き。座敷席で寛ぐ他の客を見上げるさまはまるで下手人とお奉行様、丁稚と旦那様、格差社会の縮図。
また座敷席には小さなエアコンが付いているが、板敷き席までその文明の利器の冷風は届かず、ビニールで囲まれているゆえに外の風が入ることもなく、ただ小さな扇風機二台がムッと湿気た熱帯の空気を弱々しくかき混ぜるだけ。
何にもしてなくても汗が噴き出す。早くもTシャツはべったべた。
しかも隣の卓ではあろうことか鍋をグラグラ沸かして、あぐーのしゃぶしゃぶを堪能中。扇風機がこっちを向くたびに隣の卓のカセットコンロの火と鍋の湯気が熱風となって襲ってくる。
ここは地獄か?なんかの罰ゲームか?
同行者の愚痴がさらに切れ味を増し虎徹の如し。
もう帰りたい。(´・ω・`)

ココロを細切れにされながらドリンクオーダー。
でもビールは生ビールが無く、オリオンの瓶のみ、しかも中ビン。
もはや、アラカルト料理をサイドオーダーする余力なし。

Chanya15061

Chanya15062


さてココロの微塵切りが完成した頃を見計らって、オリオンビール中瓶と前菜が登場。

 ・ ゴーヤとニンジンと瓜だかのなます
 ・ もずく酢。
 ・ 海ぶどう

Chanya15063

沖縄のモズクは本土のモズクとは別物。ぶっとくてザクザクいう歯応えがいい。
海ぶどうも、いままで旨いと思ったことなかったけどなぜだかここのは「あれ?ちょっとうまいな」と思える。
おかわりするほどじゃないが。

この間、灼熱地獄は継続中。
扇風機の前に立ちはだかって風を独り占めする見ず知らずのおばさんに中瓶を投げつける衝動とも戦い中。

そんな“うちなータイム”気分とは無縁な殺伐としたビニールハウスに、
メインの、あぐーの蒸篭蒸しが登場。

Chanya15064


おぉ。灼熱地獄に些かの慈悲。

蒸しあがった蒸篭がどんと置かれた。
カセットコンロにかけたままもうもうと火の手と湯気が上がった状態で持ってこられてたら、同行者の頭のてっぺんからマグマが噴出するところだった。

にしてもこの蒸篭のサイズ!
菜箸のサイズから推し量るに直径40cm。
ここに、あぐー豚が一面に隙間なく敷き詰められて、これで二人前だという。
なんたる予想外のボリューム!
アラカルト料理を別注しなくて良かった。
菜箸で一掴み取皿に取る。
添えられたゴマダレにちょいとつけて食う。
あぐー豚は思ってた以上に柔らかく、噛めば脂の旨みと甘みを噴き出し、身はほろほろと消えてなくなる。
これには警戒レベル3、大噴火直前だった活火山もしばし休火山に。
あぐー豚の下にはキャベツ、タマネギ、ニンジン、シメジなどの野菜が敷かれているが、こいつらはいい脂を吸い込んでいて、ポン酢にチョイつけて喰えば旨み倍増。
菜箸で一掴み取る、
ゴマダレで濃厚な豚の脂の旨味を食う、ポン酢でさっぱり食う、
ええいと次からは直箸で一掴み取る、ゴマダレで(以下エンドレス。

旨い!旨い!旨い!
 
 
しかしどんなに暑い夏にもいつか秋がくる。(この店のビニールハウス席を除く)
激しい恋にも、旨すぎる美食にも、いつか飽きがくる。
直径40cm、一人当たり推定面積628㎠に敷き詰められたアグー豚は、正直ボリューム多すぎ。
だんだん箸を動かすペースが落ちる。
微塵切りになったハートには、最後まで戦うHPは残っていない。
休火山も別の意味で無言になってるし。
3分の1くらい食い残した。無念。

帰りは店に頼んでタクシー呼んで帰ったのは言うまでもない。


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お食事処 ちゃんや~

夜総合点★★★☆☆ 3.0



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